私達には「青い鳥」が必要?
童話にもあるメーテルリンクの「青い鳥」こちらの文庫本を読了しました。
戯曲だったとは・・・知らなかったです。
そして、パンや水、火などもキャラクターとして登場し、セリフもあるんです。死後の世界や墓場も登場したり、ただのかわいい物語ではありませんでした。
青い鳥を探しに行き、最後は自分の家に居た。という結末ですが、せっかく見つけた青い鳥が逃げて行ってしまいます。
その最後に、『誰か青い鳥を探して下さい。私達には青い鳥が必要なのです。』というセリフがあります。
劇なので、観客に向けて発せられた言葉です。
その最後の言葉が「どういう意味なんだろう?」と気になります。
一見、探していた青い鳥が家に居た=幸せは身近なところにある。で終わりかと思えば、青い鳥がいないと幸せになれないのかな??というようなセリフ。
それは青い鳥という「手に入れるモノ」がないと幸せを感じられないのか?ということ。
「そうじゃないよ。」と言いたいのだろうけれど、観客に呼びかけるということは、わたしたちにも「行動」して幸せとは何か。を見つけて欲しいということなのでしょうか??
青い鳥については様々な考察があるようですね。
また、続編もあるそうな・・・。続編の本は販売されていませんでした。。。
小学生の頃に読んでいた童話など、いまになって読むと実は知らなかったことなどがあり、面白いです☆
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